CHUGAI INNOVATION DAY 2022

ヘルスケアイノベーションの取り組み紹介

2022年11月14日(月)〜2022年11月15日(火)

EVENT REPORT イベントレポート

コンセプト

CHUGAI INNOVATION DAY 2022

世界の医療と人々の健康に貢献する。
これまでの常識や枠組みにとらわれず、人々が待ち望むもの、
そしてその期待を超えていくものを継続的に生み出す。
これらを可能にするのがイノベーションです。

「CHUGAI INNOVATION DAY」は、企業、アカデミア、行政のリーダーが
一堂に会し、ヘルスケア領域のR&D、DX、オープンイノベーションにおける取り組みや
トレンドをご紹介するオンラインカンファレンスです。
同時に、そこに横たわる課題、および、課題解決のための共創の方向性についても議論します。

イノベーションは異なるもの、多様なもの、新しいものの融合によって生まれます。
より良い未来・持続可能な社会の実現に向けて、さまざまなアイデアや、
連携を考えていきましょう。

日本発の革新的なヘルスケアイノベーションへ。
皆さまのご参加をお待ちしております。

当日のセッション

DAY1

DAY2

R&D INNOVATION

DAY1のテーマは製薬R&Dとイノベーションです。感染症、がん、自己免疫疾患などあらゆる病気の克服に向けて、薬・ワクチンの開発、高度な個別化医療の実現が望まれています。研究・早期開発をビジネスにつなげるスピード、成功確率を上げるには? 継続的なイノベーション創出に向けたヒントを探ります。

11:00-11:10

オープニング

中外製薬株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)
奥田 修 Osamu Okuda

司会進行

中外製薬株式会社
プロジェクト・ライフサイクル
マネジメントユニット 科学技術情報部長
石井 暢也 Nobuya Ishii

SESSION1

14日(月) 11:10  -  12:40

異業種連携による個別化医療の未来

製薬業界の枠を超え、生活者に最適なものを提案する個別化の取り組みを紹介。遺伝子、腸内環境、脳波など一人ひとり異なる生体情報に合わせた個別化医療への応用、異業種連携の可能性を話し合います。

  • 皮脂RNAを活用した美容分野のパーソナライゼーション

    花王株式会社 生物科学研究所 グループリーダー

    大矢 直樹
    Naoki Oya

  • 腸管メタゲノミクス〜DXから橋渡し研究、そして全分野への応用〜

    大阪公立大学大学院医学研究科・医学部 ゲノム免疫学/東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野 教授/特任教授

    植松 智
    Satoshi Uematsu

  • 人の内面を識る 感情センシング技術とそのビジネス展望

    (株)デンソーテン 新事業推進本部イノベーション創出センター プロジェクトリーダー

    村下 君孝
    Kimitaka Murashita

  • モデレーター

    中外製薬株式会社 プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット 科学技術情報部長

    石井 暢也
    Nobuya Ishii

SESSION2

14日(月) 13:00  -  14:30

革新的な新薬の創出へ、多様化する創薬モダリティ

様々な疾患、標的分子への適用を可能とする新たな創薬モダリティ開発の取り組み事例を紹介。新たな疾患や、治療に限らない新たな適用の可能性を、各モダリティ技術の多様性に加え、モダリティ技術の組み合わせにおいても議論します。

  • モデルナのmRNAパイプライン:数百万人が罹患する疾患から、数十人が苦しむ希少疾患、そして各個人に向けてパーソナライズされた医薬品まで

    モデルナ・ジャパン株式会社 代表取締役社長

    鈴木 蘭美
    Rami Suzuki

  • ゲノム編集の最前線

    Modalis Therapeutics President and CEO

    森田 晴彦
    Haruhiko Morita

  • 中外製薬におけるモダリティ技術を活用した創薬(兼 モデレーター)

    中外製薬株式会社 トランスレーショナルリサーチ本部長

    井川 智之
    Tomoyuki Igawa

SESSION3

14日(月) 15:00  -  16:30

日本発のヘルスケアエコシステム、持続的な共創に向けて

国内外のバイオベンチャーエコシステムに関わるステークホルダーが登壇。「スタートアップx製薬企業」による協創の可能性、持続的な日本発ヘルスケアエコシステム構築に向けた課題と今後の展望について議論します。

  • モデレーター

    一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J) 事務局長

    高橋 俊一
    Shunichi Takahashi

  • SPARKが実現するTranslational Scientists Without Borders

    京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 ビジネスディベロップメント室 室長/特定教授

    小栁 智義
    Tomoyoshi Koyanagi

  • 海外VCとのコラボレーションによる日本のヘルスケアエコシステム活性化に向けた取り組み

    AN Ventures Founding Partner

    吉川 真由
    Mayu Yoshikawa

  • シンガポールサイエンスエコシステムからの創薬

    CHUGAI PHARMABODY RESEARCH PTE. LTD.
    CEO/ Research Head

    嶋田 英輝
    Hideaki Shimada

16:30-16:45

クロージング

中外製薬株式会社
上席執行役員 プロジェクト・ライフサイクル
マネジメントユニット長

山口 哲弥 Tetsuya Yamaguchi

R&D INNOVATION

DAY2のテーマは「ヘルスケア×デジタル」によるイノベーション創出です。AI/ロボティクス/BMI、メタバース/Web3.0などデジタル領域のトレンド、企業やアカデミアによる社会実装の取り組みを紹介します。また、医療DXの実現に向け、リアルワールドデータ(RWD)利活用の課題解決について議論します。

10:00-10:05

オープニング

中外製薬株式会社
上席執行役員
 デジタルトランスフォーメーションユニット長
志済 聡子 Satoko Shisai

司会進行

中外製薬株式会社
デジタルトランスフォーメーションユニット
 デジタル戦略推進部長

中西 義人 Yoshito Nakanishi

SESSION1

15日(火) 10:05  -  11:35

AI/ロボティクス/BMI 「ヘルスケア×デジタル」の最前線

脳と機械を接続するBMI技術で人の身体機能を補助する取り組み、ロボットと研究員が共同作業する未来型ラボ、バイオフィードバックで人の認知行動に働きかけるセラピーロボットについて紹介。AI/ロボティクス/BMIなどデジタル技術トレンド、社会実装における課題や展望を議論します。

  • ブレイン・マシン・インターフェースが拓く医療とヘルスケア

    慶應義塾大学理工学部生命情報学科 教授 株式会社LIFESCAPES 代表取締役社長

    牛場 潤一
    Junichi Ushiba

  • 人と機械の融和の時代におけるロボット・AI・センシングテクノロジー

    オムロン サイニックエックス 代表取締役社長

    諏訪 正樹
    Masaki Suwa

  • 人の心を豊かにするアザラシ型ロボット「パロ」 世界の医療・福祉分野での活躍

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 上級主任研究員

    柴田 崇徳
    Takanori Shibata

  • モデレーター

    中外製薬株式会社 デジタルトランスフォーメーションユニット デジタル戦略推進部長

    中西 義人
    Yoshito Nakanishi

SESSION2

15日(火) 12:30  -  14:00

医療ビッグデータ活用で目指す、四方良しの医療DX

日常診療から得られるリアルワールドデータ(RWD)をはじめ、医療ビッグデータの利活用が期待されています。データ活用で医薬品開発の促進、国民のQOL向上、国の医療費削減につなげる取り組みを紹介。法規制や普及に向けての課題を見直し、日本の医療DX実現に向けた議論をします。

  • 健康医療産業はデータヘルスで持続可能な長寿社会に貢献する

    東京大学未来ビジョン研究センター データヘルス研究ユニット 特任教授

    古井 祐司
    Yuji Furui

  • 政府が見すえる医療DX ~次世代医療基盤法による医療ビッグデータの活用~

    内閣府健康・医療戦略推進事務局 次長

    西村 秀隆
    Hidetaka Nishimura

  • 医療DXにおけるデータプロバイダの役割と将来像

    株式会社JMDC 取締役副社長兼CFO

    山元 雄太
    Yuta Yamamoto

  • 問題提起/モデレーター

    中外製薬株式会社 デジタルトランスフォーメーションユニット デジタル戦略推進部長

    中西 義人
    Yoshito Nakanishi

SESSION3

15日(火) 14:30  -  16:00

メタバース/Web3.0 ‐変革する医療・ヘルスケア

VRを活用した医学教育、手術支援、デジタル治療などの取り組みが進んでいます。医療機器ベンチャーのリーダーが先端事例を紹介。デジタルアーキテクトの専門家も講師に迎え、医療分野でも活用が期待されるメタバース、Web3.0の状況を俯瞰しながら、これらのテクノロジーのヘルスケアにおける可能性や課題を紐解きます。

  • Web3 メタバースの現在と未来(兼 モデレーター)

    一般社団法人Metaverse Japan 代表理事

    馬渕 邦美
    Kuniyoshi Mabuchi

  • 医療でのXR、メタバース実践事例の紹介及び展望

    Holoeyes株式会社 取締役CTO

    谷口 直嗣
    Naoji Taniguchi

  • VRセラピストと人で創る新しい精神科医療の未来

    株式会社ジョリーグッド DTx事業部 上級医療統括顧問

    蟹江 絢子
    Ayako Kanie

  • ヘルスケア・製薬産業におけるweb3/メタバース活用の可能性

    中外製薬株式会社 上席執行役員 デジタルトランスフォーメーションユニット長

    志済 聡子
    Satoko Shisai

16:00-16:15

クロージング

中外製薬株式会社
上席執行役員
 デジタルトランスフォーメーションユニット長
志済 聡子 Satoko Shisai

イベント概要

名称

CHUGAI INNOVATION DAY 2022

開催日時

2022年11月14日(月) 
11:00~16:45

2022年11月15日(火) 
10:00~16:15

参加費

無料(事前登録制)

開催場所

オンライン配信

応募対象

ヘルスケア領域のイノベーション、DXに関心のある
社会人・学生

参加方法

Web事前申込

主催

中外製薬株式会社